【職場・バイト】仕事をがんばらない人にイライラしてませんか?
こんにちは、ナビコです。
職場やバイト先で、自分は真面目に仕事に取り組んでいるのに、
周囲でやる気のない人がいて、その人にイライラしてしまうことはありませんか。
どうしたら、そのやる気のない仕事仲間ががんばってくれるのだろう?
そう疑問に感じて、モヤモヤしてはいませんか?
先日、母親の仕事の悩みを聞きました。
話の内容は、「仕事をがんばらない人にイライラしている」というものです。
「同僚が仕事をしないの。私と同じ部門で同じくらい長く仕事をやっているのに。
1年くらい前に、パソコン業務も任されるようになって、私はがんばって覚えてできるようになったのに、彼女(同僚)は一向にがんばらない。
私や他の人が教えてもまた忘れるし、自分からパソコン業務をやろうとしない。
できる人に任せようとする。できる人は、その分自分の仕事ができなくなるでしょ?
人に迷惑をかけていると気づかないのかしら。
私は、できなかったパソコンを家でも練習して、
だんだん出来るようになっていったのよ。
あの人は、どうしていつまでも他人任せでいるのか…」と。
『仕事をがんばらない』の定義は人によって違うかもしれませんが、
あなたの職場やバイト先にもこのような方はいますか?
あきらかに、自分とは仕事への意識の高さが異なる人。
その人の仕事への意識の低さが気になって、イライラしてしまう。
気になってしまう。だから、もっとイライラしてしまうということが。
仕事場には、さまざまな経歴や異なる考えの人間が集まっています。
いっしょに働きやすい人もいれば、働きにくい人もいます。
仕事に対する意識や考えが同じであるほど、
いっしょに働きやすいですし、
異なるほど働きづらい人になってくると思います。
よって、あなたが感じているイライラは、
あなたの仕事に対するモチベーションと相手のモチベーションのギャップが
もたらしているものなんです。
お金をもらって仕事をしているのだから、
一生懸命やってあたりまえだという気持ちも痛いほどわかるのですが、
まずは、この事実に気づくことで、多少は気持ちが楽になるでしょう。
さて、
イライラする人とイライラされる側の人を
私の母と同僚さんを例に挙げて比較し、かってに分析していきましょう!
母の仕事に対する意識
母の話を聞いていると、以下のようなことがわかりました。
母は、
- 自分の仕事はきちんとやりたい。
- 他の人に迷惑はかけたくない。
- 他人にも一生懸命仕事をやってほしい。
- もっていないスキルでも、求められれば努力して身に付けようとする。
- がんばらない同僚がきらい。なぜもっと努力しないのか疑問に思っている。
このような部分から、母は、
「仕事において業務をこなすのはもちろん成果を出すのも大事だと思っている」
ということが言えるでしょう。
一方、同僚さんの仕事に対する意識は?
母の話から想像してみるに、同僚さんは…
- 仕事をやっていないわけではない。
- 自分のできることはやっているが、できないことはやらない。
- できないことをできるようになろうとは思っていない。
- 自分のできない仕事は、できるようになるより任せた方がはやい。
- 仕事は、勤務時間内で完結したい。時間外はプライベートに使うべき。
という考えのもとで仕事をやっているように思えます。
つまり同僚さんと母との1番のちがいは、
「仕事=勤務時間内に自分のできる作業をしてお金をもらう行為」
と、定義しているところだと思います。
イライラは、「仕事に対する意識」のちがいが原因
「仕事=お金を稼ぐ行為であることに加え、成果をだして貢献したい」と考えている人間と、「仕事=時間内に自分のできる作業をしてお金をもらう行為」と考えている人がいっしょに働いていたら?
前者の人は、努力して成果を出そうとしない後者の人に対して不満やイライラがつのるでしょう。
後者の方は、前者の人は、自分の仕事でやればいいと思っている以上のことを求めてきてストレスに感じるかもしれません。
イライラの原因は、自分のなかにある?
ここで、焦点を当てたいのが、「母がイライラしているポイント」なのですが、
どうしてイライラしてしまっているのかというと、母が抱いている仕事に対する意識があたりまえだと思ってしまっているからなんですよね。
つまり、仕事は成果を出すべき、努力すべきものだと定義していることに自分で気がついておらず、あるいは気がついているけれど、他人もそうであるべきだと、自分の理想を相手にも要求してしまっている状態なんです。
母と同僚さんは、仕事に対する意識にちがいがあります。
会社の方針的に、どちらの考えの人も働ける職場であるようです。
母のような努力・成果を重視する人間に報酬を与えて差別するわけでもなく、
同僚さんのような人間に、パソコンが使えない人は辞めていいよと勧告するわけでもない。
そんな中で、自分の価値観を押し付け合っては、お互いが苦しいし、いいことは何も生まれません。意識を変えるのはなかなか難しいものです。
大事なのは、
- 相手と自分とでは、仕事に対する意識が根本からちがうと理解する。
- 自分に迷惑が被らない限りは、相手の価値観も尊重し、できるかぎり関わらないこと。(関わるとイライラしちゃうので)
え? ぜんぜん解決してないんじゃないかって?
いえいえ、そんなことはありません。
自分の当たり前と相手の当たり前がちがうことを意識するだけでも、
ちょっぴり生活するのがラクになると思うのです。
ここまでお読みいただき、ありがとうございました!
またね~